前提:「100%」はすべて条件付き

「利益分配100%」は近年のプロップ業界で最も使われるコピーですが、本サイトが追跡する主要業者に「無条件・初回から100%」は存在しません。すべて何らかの条件付きです(パターン分類は100%分配の落とし穴を参照)。

本記事は、90%以上を提示する主要業者について「どうすれば100%に届くのか」「実効的にいくら受け取れるのか」を比較します。

高分配 主要6社の比較表

業者標準最大最大到達の条件運営年数
The5%ers80%100%スケーリング達成10年
Fintokei(SwiftTrader)90%100%最上位ティア(Diamond)のみ3年(2023年〜)
FundingPips60〜80%100%最長の支払いサイクルを選択約4年
FundedNext80%95%アドオン購入約4年
Topstep90%90%(新規)新規は初回から90/1014年(先物)
FTMO80%90%スケーリング達成11年

2026年7月時点の公式ページに基づきます。分配条件は改定が多いため、購入前に必ず最新の公式表記を確認してください。

The5%ers — 100% + サラリーの長期育成型

High Stakes は80%から始まり、スケーリング段階を進めると最大100%に到達します。さらに運用額 $350K 超の段階では月額サラリーが加わる、業界でも珍しい設計です。

  • 到達条件:スケーリングの各段階をクリア(時間がかかる)
  • 向く人:数年単位で口座を育て、分配率と口座サイズを両方伸ばしたい人

スケーリングの仕組みは The5%ers スケーリング解説 に詳しくまとめています。運営10年の支払い実績と100%上限を両立している点で、本サイトでは高分配枠の第一候補としています。

Fintokei SwiftTrader — 90%が標準、100%は最上位ティアのみ

SwiftTrader(速攻プロプラン)は1段階評価で、分配率は90%です。100%は最上位ティアの Diamond に限られます。プラン選択だけで無条件に100%になるわけではありません。

  • 目標+6%に対し、損失制限は1日-2%・全体-3%(ProTrader の3分の1弱)
  • 期限は最長60日。ProTrader の「期間の上限なし」とは前提が違います
  • 支払い申請時点で+3%以上の利益が必要
  • 到達条件:90%はプラン選択のみ。100%は Diamond ティアの購入が前提

損失許容が目標の半分しかないため、失格リスクとのトレードオフが大きいプランです。分配率で見れば90%は FTMO の上限と同水準で、10ポイント上の100%を狙って Diamond を買うより、ProTrader(80%・損失制限-10%)で通過率を上げたほうが期待値は高くなる場面が多いはずです。使い分けは Fintokei プラン比較 を参照してください。

なお Fintokei は公式ブログのロイヤルティプログラムで、ランクに応じて最大100%まで上がる仕組みも案内しています。プランページの数字とは前提が異なる説明なので、自分の口座にどちらが適用されるかは購入前に確認してください。

FundingPips — 「早く受け取るか、多く受け取るか」を選ぶ方式

FundingPips の分配率は支払いサイクルの選択と連動します。短いサイクルを選ぶと分配率が下がり、最長サイクルを選ぶと100%に届く設計とされています(2026年時点の情報です。この項目は改定が多いため、最新条件は公式サイトで確認してください)。

  • 到達条件:最長サイクルの選択(=受け取りを待つこと)
  • 向く人:出金頻度より総額を優先できる人

同じ利益でも「今月60%受け取る」か「待って100%受け取る」かの選択になり、資金繰りの設計が問われます。

FundedNext — 上限95%だが、評価中から報酬が出る

最大95%(アドオン利用時)で、100% には届きません。その代わりチャレンジ段階の利益に15%の報酬が付く独自制度があり、「評価中の労力がゼロにならない」点は他社にない強みです。

  • 到達条件:アドオン購入で最大95%
  • 向く人:通過率重視(Stellar 2-Step は第1段階目標8%)で、評価中から報酬が欲しい人

Topstep — 「最初の$10,000まで100%」は旧制度に

Topstep(先物専業)は長らく「最初の累計 $10,000 まで100%、以降90%」で知られましたが、2026年1月12日以降に作成されたアカウントは初回から90/10 になりました。それ以前のアカウントには旧制度が引き続き適用されます。

高分配目当てで新規参入する妙味は薄れましたが、90%固定は依然として高水準で、運営14年の実績があります。FX ではなく先物である点に注意してください。

FTMO — 上限90%でも「実効値」で強い理由

FTMO の分配は80%から、条件達成で90%です。数字上は本記事の中で最も低い部類ですが、次の点で実効値は高くなります。

  • 追加料金・アドオンなしで90%に到達できる
  • 業界最大級の支払い実績があり、「払われるか」の不確実性が最も小さい
  • 合格時に評価料が全額返金される

FTMO 出金ガイドのとおり、出金フローも安定しています。「90%×確実」は「100%×不確実」に勝るという判断は十分に合理的です。

実効値で考える:計算例

月$1,000 の利益を出すトレーダーの受取額です。

シナリオ名目受取備考
FTMO(90%到達後)90%$900追加コストなし
The5%ers(スケーリング後)100%$1,000到達まで時間が必要
FundingPips(最長サイクル)100%$1,000受け取りは月1回
FundedNext(アドオン)95%$950アドオン費用を差し引く
Fintokei SwiftTrader90%$900全体損失-3%・最長60日の条件つき

到達条件のコスト(時間・追加料金・失格リスク)を引いた実効差は、名目差より小さくなるのが通例です。

選び方の結論

  1. まず支払い実績と運営年数で足切りする(分配率はその後)
  2. 自分の運用期間を決める。短期なら無条件80〜90%、長期ならスケーリング型100%
  3. 条件の達成コストを金額に換算して比べる

高分配を長期で狙うなら The5%ers、確実性最優先なら FTMO というのが本サイトの整理です。日本語環境が必要な場合は Fintokei SwiftTrader(90%)が候補になりますが、全体の損失許容が-3%で期限も60日と厳しいため、分配率だけを見て選ばないでください。同社内なら ProTrader(80%)のほうが通過率は上がります。

最終的な投資判断はご自身で行ってください。本サイトは投資助言を提供しません。

おすすめのプロップファーム

The5%ers — 分配率100%+サラリー制度の長期育成型

運営10年(2016年〜)の老舗です。スケーリングで分配率は最大100%、$350K 超の段階では月額サラリーも加わります。当サイトの信頼度は2026年8月1日の再評価で「高」から「低」(★4.6→3.3)に変わりました。同社が2026年3月に支払いの遅延を自ら認めたためです。出金額からは一律3.5%が引かれます。利用する場合は少額にとどめ、早めに着金を確認してください。

The5%ers 公式で見る(クーポンコード「HZZS4」で割引適用)

FTMO — 「90%×確実」の業界標準

運営11年(2015年〜)です。追加料金なしで最大90%に到達でき、業界最大級の支払い実績があります。

FTMO 公式で見る

Fintokei — 日本語環境で高分配を狙うなら

SwiftTrader の分配は90%(最上位の Diamond のみ100%)、ProTrader は80%です。SwiftTrader は全体損失-3%・最長60日という厳しい条件つきなので、通過率を優先するなら ProTrader も検討してください。サポートは日本語で完結します。

Fintokei 公式で見る(クーポンコード「FINTO5KEI」で5%オフ)

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