- 完全に無料です。料金・カード登録・本人確認のいずれも不要です。
- 1フェーズのみで、目標利益は10%→5%。2-Step 版は最低取引日数も4日→2日になります。
- 1本あたりの有効期間は14日間で、終了後は作り直せます。同時保有は1本、口座は最大 $200,000 まで。
- 合格して得られるのは情報だけです。資金口座には有料 Challenge の合格が必要です。
多くのプロップファームは、ルールが自分に合うかどうかを、お金を払ってから確かめる仕組みになっています。FTMO は先に無料で確かめられます。Free Trial は本番と同じ環境・同じツールで動く短縮版で、何が含まれて何が含まれないかを正確に知っておくと、無駄な受験料を払わずに済みます。
先に結論(要点だけ)
| 質問 | 答え |
|---|---|
| 本当に無料? | 無料です。カード情報の入力もありません |
| 始めるのに必要なもの | FTMO のアカウント登録とメールアドレス |
| 有効期間は? | 1本につき14日間。終了後は作り直せます |
| 何回まで? | 回数の上限はなし。ただし同時保有は1本 |
| 口座サイズは? | 最大 $200,000 |
| 目標は? | 利益5%、1フェーズのみ |
| 合格すると資金口座は? | 出ません。資金口座は有料 Challenge の合格が条件 |
以下で、それぞれの根拠と細かい条件を説明します。
Free Trial とは
公式の位置づけは、新規の利用者が取引環境とツールに慣れ、有料の FTMO Challenge(1-Step または 2-Step)を始める前に自分の手法を点検するための「事前練習」です。FTMO 自身が「資格取得のステップではない」と説明しています。資金口座への近道ではありません。
条件の詳細
Free Trial は、有料 Challenge の取引条件をベースに、一部だけを緩和したものです。緩和対象として明示されていない項目は、損失系の上限も含めて本番と同じです。
2-Step Challenge をベースにした Free Trial:
| 項目 | Free Trial | 有料 2-Step 第1段階 |
|---|---|---|
| フェーズ数 | 1 | 2 |
| 目標利益 | +5% | +10% |
| 1日最大損失 | 5% | 5% |
| 最大損失 | 10%(固定) | 10%(固定) |
| 最低取引日数 | 2日 | 4日 |
| 料金 | 無料 | 有料(口座サイズによる) |
1-Step Challenge をベースにした Free Trial:
| 項目 | Free Trial | 有料 1-Step |
|---|---|---|
| 目標利益 | +5% | +10% |
| 1日最大損失 | 3% | 3% |
| 最大損失 | 10%(トレーリング) | 10%(トレーリング) |
両者の違いは目標ではなく、損失ルールにあります。1-Step 系は1日最大損失が3%と厳しく、最大損失も日々再計算されるトレーリング方式です。さらに、最も利益の大きかった1日が「プラスだった日の合計利益の50%」を超えてはいけないというルールもあります。どちらの製品が自分に合うかを試すなら、見るべきはこの部分です。
有効期間は14日間です
ここは誤解が多い点です。FTMO のトップページには Free Trial について「必要なだけ何度でも」「期間制限なし」と書かれており、1本の口座がずっと使えるようにも読めます。一方、Free Trial の専用ページには、デモ口座は14日間利用でき、期間終了後は新しく作成できる、と明記されています。
両者は次のように整理できます。トータルの利用回数に上限はありませんが、1本ごとの口座には14日間という寿命があります。同時に持てるのは1本だけで、有効なトライアルを削除して新しく作り直すこともできます。「いつまでも使える口座」ではなく「2週間の検証枠」として計画を立ててください。
最も重要な注意点
Free Trial に合格しても、資金口座は付与されません。
FTMO は「Free Trial の結果は FTMO Account を自動的に得る資格にはならない」「トライアルの合格が本番 Challenge の合格を保証するものでもない」と明記しています。トライアルの成績にかかわらず、資金口座を得る道は有料評価の合格だけです。
使えるツール
Free Trial でも、FTMO の自社ツールの大半が使えます。
- Account MetriX(合否が管理されるダッシュボード)
- Statistical Application(統計分析)
- Trading Journal(取引日誌)
- Account Analysis(短縮版)
本番の合否管理も同じツール上で行われるため、先に操作へ慣れておく価値は大きいです。
始め方
- FTMO 公式サイトで無料アカウントを登録します。
- Free Trial を選び、口座サイズとプラットフォームを選択します。公式の Free Trial ページに挙げられているのは MT4・MT5・cTrader です。
- ログイン情報が発行されたら取引を開始します。
支払い情報の入力は最後まで不要です。本人確認(KYC)もトライアル段階では発生せず、有料 Challenge に合格して結果が確認されたあとの手続きになります。
14日間を無駄にしない使い方
なんとなくデモ取引をして終わるのはもったいないです。14日間を本番のリハーサルとして使うと、合格率に直結します。
1. 1日最大損失との距離を測る
FTMO の失格原因として最も多く挙げられるのが1日最大損失です。普段のロットで数日取引し、含み損込みでどこまでラインに近づくかを確認してください。2-Step 系なら5%、1-Step 系なら3%が基準です。
2. 取引環境の確認
スプレッド、約定速度、サーバー時間(MT4/MT5 は GMT+2 +DST)など、本番と同じ環境を事前に確認できます。
3. ルール込みでの手法検証
目標5%は本番(10%)の半分ですが、「ルールを破らずに利益を積み上げられるか」という核心の問いには十分に答えられます。Free Trial を安定して通過できないなら、有料の Challenge はまだ早いというシグナルです。
具体的な合格戦略は 課題試験を1発合格する10のコツ と 課題試験を通すリスク管理 3つの基本原則 を参照してください。
まとめ
FTMO Free Trial は、本番と同じ環境を無料で試せる、業界でも良心的な仕組みです。ただし合格しても資金口座は得られないため、位置づけはあくまで「本番前の最終確認」です。
14日以内に安定して目標を達成できるようになってから、有料 Challenge へ進む。この順番を守るだけで、受験料を無駄にするリスクを大きく減らせます。条件は変更されることがあるため、始める前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。
おすすめのプロップファーム
業界の主力2社を、用途別に紹介します。
FTMO — 業界最大手の安心感
運営11年(2015年〜)の業界スタンダードです。Challenge 通過後に資金口座が付与されるオーソドックスなモデルで、業界最大級の累計支払い実績を公開しています。
The5%ers — 少額から段階的に伸ばしたい派に
運営10年(2016年〜)の老舗です。1段階の Hyper Growth、2段階の High Stakes、3段階の Bootcamp が並行して提供され、試験料は $19 から選べます。利益分配は最大100%まで段階的に上がりますが、出金額から一律 3.5%が差し引かれる点は先に確認してください。当サイトの信頼度は2026年8月1日の再評価で「高」から「低」(★4.6→3.3)に変わりました。同社が2026年3月に支払いの遅延を自ら認めたためです。利用する場合は少額にとどめ、早めに着金を確認してください。
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