スケーリングとは何か
スケーリング(成長プラン)とは、資金口座で実績を積むごとに運用額が段階的に増える制度です。The5%ers はこのスケーリングを事業の中心に据えており、「小さく始めて大きく育てる」設計が特徴です。
本記事は2026年7月31日〜8月1日時点の公式情報に基づきます。条件は改定されることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
先に:スケーリングを前提にすることは、現在は推奨しません
当サイトは2026年8月1日の再評価で、The5%ers の信頼度を「高」から「低」に、★を4.6から3.3に引き下げました。同社が2026年3月に公式Xで支払いの遅延を自ら認めたこと、出金却下・口座停止に関する日付の特定できるフォーラム報告が2025年11月以降に複数あること(第三者の投稿であり、当サイトが是非を判定したものではありません)、ヘルプセンター(help.the5ers.com)が全面404になったことが理由です。
この記事のテーマとの関係で重要なのは次の点です。スケーリングは、資金を長期間口座に置き続けることで成立する制度です。出金却下や口座停止の報告が続いている時期には、それが最もリスクの高い使い方になります。報告の多くは「以前は問題なく出金できていた口座で、ある時点から却下される」という形であり、口座を大きく育てているほど、そのときの損失は大きくなります。
以下ではスケーリングの仕組みそのものを説明しますが、現時点で当サイトは、大口・長期のスケーリングを目的に The5%ers を選ぶことを推奨しません。制度の内容を理解したうえで、少額にとどめ、出金サイクルごとに引き出す運用を前提にお読みください。詳細は The5%ers の評判レビュー にまとめています。
まず知っておくべき訂正点
以前の本記事では、Hyper Growth が10%達成ごとに口座を倍増させ $10,000 から $4,000,000 まで9回で到達する、という倍増表を掲載していました。この表は The5%ers のヘルプセンター(help.the5ers.com)の記載を元にしていましたが、同ヘルプは現在404となり、内容を確認できません。
さらに現在の公式 Hyper Growth ページでは、口座サイズは $5,000〜$50,000、1トレーダーあたりの保有上限は合計 $40,000 と記載されています。倍増表の前提と噛み合わないため、当該の倍増表は撤回しました。
上限額は公式サイト内で食い違っている
最大運用額について、The5%ers の公式サイトは2つの異なる数字を出しています。
| 出典 | 記載されている上限 |
|---|---|
| 公式トップページ | 最大 $4,000,000 |
| High Stakes プログラムページ | スケーリング上限 $500,000 |
どちらが現在の運用かを外部から判別する手段はありません。当サイトとしては、$4,000,000 を前提にした資金計画は立てないことをおすすめします。実際に運用される上限は購入前に公式サポートへ直接確認してください。
スケーリングの基本構造
上限額の争点はあるものの、仕組み自体は公式スケーリング解説と FAQ で一貫しています。
共通するのは「マイルストーン達成 → 口座拡大 → 評価のやり直しなし」という点です。利益目標を達成するたびに次の資金レベルが解放され、評価フェーズに戻される仕組みではありません。口座が大きくなるにつれて利益分配率も段階的に上がります。
途中で出金しても拡大の進捗はリセットされません。「増やしながら受け取る」が両立する設計です。ただし出金サイクルの14日タイマーは、スケールアップのたびにリセットされます。
High Stakes の分配率と固定報酬
High Stakes は口座残高の帯域が上がるごとに分配率が上がり、高残高帯では固定報酬が加わります。
| 口座残高 | 利益分配率 | 月次固定報酬 |
|---|---|---|
| 開始時 | 80% | — |
| $175,000 | 85% | — |
| $250,000 | 90% | — |
| $350,000 以上 | 100% | $4,000 |
| $500,000 | 100% | $10,000 |
つまり最上位まで育てると、「利益の100% + 固定給」という給与に近い形になります。Hyper Growth は75%スタートで、こちらも段階的に100%まで上がる設計です。分配率の詳しい推移は The5%ers 出金・利益分配ガイド を参照してください。
分配率100%でも手取りは100%ではない
スケーリングを語るうえで外せないのが、出金時の控除です。The5%ers は出金額から一律3.5%を差し引きます。Rise・暗号資産・銀行送金のいずれも同率で、経路を変えても避けられません(銀行送金は受取銀行側の手数料も別途)。0%になるのは Hub Credits で受け取る場合だけですが、Hub Credits は現金化できず、付与から3か月で失効します。
分配率100%まで育てたとしても、現金で受け取る限り手取りは利益の96.5%です。比較対象として、FTMO は業者側の出金手数料を課さない(0%)と公表しています。当サイトはこの3.5%をこれまで記載していませんでした。分配率だけで他社と比べると、手取りを過大に見積もることになります。
現実的なタイムラインの考え方
公式は期間を約束していないため、自分で仮定を置いて試算するのが誠実です。
前提:リスクを抑えた運用で「3ヶ月で+10%」を安定達成できるトレーダー(これ自体かなり優秀な水準です)。この前提でも1年に達成できるマイルストーンは約4回です。
High Stakes で分配率100%の帯域($350,000)に届くには、この積み上げを何年も継続する必要があります。月+1〜2%程度の現実的なペースなら、さらに長くなります。逆に言えば、数ヶ月で数百万ドル規模に到達するような宣伝を他社で見かけたら疑うべきです。The5%ers 公式もスケーリングを長期プログラムとして説明しています。
スケーリングで注意すべき3点
1. 損失ルールは口座ごとにリセットされる
拡大後の口座では、損失制限も新しい残高基準で適用されます。口座が大きくなるほど1回のミスの金額も大きくなるため、ロット管理を拡大のたびに見直す必要があります。
2. マイルストーンは「積み上げ」でよい
マイルストーンは一発で達成する必要はなく、積み上げで到達すれば次のレベルに進めます。焦って大きなロットを張る理由はありません。
3. 出金タイマーはスケールアップでリセットされる
初回の出金申請は資金口座の有効化から14日後、以降は2週間ごとですが、スケールアップを受けるとこの14日のカウントがリセットされます。拡大と出金頻度はトレードオフになる場面がある、という点は覚えておいてください。
まとめ
The5%ers のスケーリングは、次の4点を理解すれば全体像がつかめます。
- マイルストーン達成ごとに口座が拡大し、評価のやり直しはない
- 上限額は公式内で $4,000,000(トップページ)と $500,000(High Stakes ページ)に分かれており、確定していない
- 出金額からは一律3.5%が引かれるため、分配率100%でも手取りは96.5%
- 所要期間は年単位。短期で駆け上がる制度ではなく、長期実績に報いる制度
自分に合うプログラムの選び方は The5%ers プログラム徹底比較 を参照してください。
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