この記事の位置づけ

FTMO と Fintokei は、どちらも本サイトのパートナーであり、日本人トレーダーからの人気が高い2社です。本記事では、試験条件・損失ルール・出金・プラットフォームといった仕様面を正面から比較します。

「日本居住者にとってどちらが使いやすいか」というサポート・言語面を軸にした比較は、別記事 FinTokei と FTMO、日本人ならどちらを選ぶか にまとめています。本記事は、国を問わず通用する条件面の比較です。

まず結論

重視するポイント推奨
運営年数・支払い実績の厚みFTMO
目標利益の低さ・段階的な難易度Fintokei
分配率の上限Fintokei(SwiftTrader 90%、Diamond で 100%)
口座拡大の上限($2M まで)FTMO(Scaling Plan)
MT4 を使いたいFTMO
cTrader / TradingView を使いたいどちらも可(Fintokei は TradingView も対応)
試験料が戻る可能性を残したいFTMO(2-Step のみ)
円建てで日本の銀行に出金したいFintokei

1. 評価プランの構成

FTMO:2方式 × 2口座タイプ

FTMO は 2-Step(Challenge → Verification)と 1-Step の2方式です。

項目2-Step1-Step
目標利益10% → 5%10%
1日最大損失5%3%
最大損失10%(初期資金基準で固定)10%(日末更新のトレーリング)
取引最低日数各段階4日なし
特殊ルールなしベストデイルール(1日の利益が総利益の50%以内)
利益分配80%(Scaling で 90%)90%
試験料の返金あり(合格+初回報酬)なし

期間の上限はどちらもありません。料金はユーロ建てで、2-Step が €89〜€1,080、1-Step が €79〜€999 です。USD 建ての公表価格はありません。詳細は FTMO のルール解説 を参照してください。

Fintokei:性格の異なる3プラン

項目ProTraderSwiftTraderStartTrader
段階数2段階1段階3段階
目標利益8% → 6%6%2% / 3% / 6%
1日最大損失-5%-2%-3%
最大損失-10%-3%-6%
利益分配80%90%(Diamond は100%)50〜100%
参加費(最小)¥12,500〜¥9,800〜¥10,000〜
期間制限上限なし(30日に1回以上取引)最長60日各段階180日

SwiftTrader の数値は、当サイトが以前掲載していたもの(目標10%、1日-3%、全体-6%、無期限、分配100%、¥23,800〜)から大きく変わっています。旧記載は誤りだったため訂正しました。目標6%に対して全体の許容損失が3%しかなく、さらに60日の期限があるため、1段階だから簡単というプランではありません。

StartTrader には「1日の利益が総利益の40%を超えない」一貫性ルールがあります。プラン詳細は Fintokei 3プラン比較 にまとめています。

比較すると

FTMO の 2-Step(10%→5%)と Fintokei の ProTrader(8%→6%)は、合計目標がほぼ同じで、1段階目の重さが違います。「最初の山が低い方がメンタルに優しい」と感じる人には ProTrader、実績あるスタンダードを好む人には FTMO です。Fintokei の StartTrader(2%/3%/6%)のような超低目標・多段階プランは FTMO には存在せず、少額で場数を踏みたい層には Fintokei 側にしか選択肢がありません。

2. 損失ルール

両社とも「1日最大損失」と「最大損失」の2段構えで、含み損も判定に含まれる点は共通です。

項目FTMO 2-StepFintokei ProTrader
1日最大損失5%5%
最大損失10%(静的)10%(静的)

数値はほぼ同じです。損失ルールの設計で差をつける必要はなく、ここは引き分けと言えます。

3. 利益分配と出金

項目FTMOFintokei
分配率80% →(Scaling で)90%、1-Step は 90%ProTrader 80%、SwiftTrader 90%(Diamond 100%)、StartTrader 50〜100%
初回出金最初の取引から14日目以降最初の取引から14日経過後
2回目以降14日ごと前回処理から14日ごと
処理速度数営業日審査約24時間+2営業日程度
最低出金額$20(銀行送金)/ $50(暗号資産)¥20,000 / $100 / €100 / 2,000 CZK
円建て銀行送金不可(Wise 等で工夫)可(最低 ¥20,000)
出金手数料FTMO 側は無料銀行送金は Fintokei 負担、暗号資産は 2.5%+固定額
試験料の返金2-Step は合格+初回報酬で全額。1-Step は対象外公式内で記載が3通りに分かれ、現在も使えるとは言えません

どちらもオンデマンド出金ではなく、14日サイクルです。当サイトは以前 FTMO を「2回目以降はオンデマンド請求可」と記載していましたが、これは誤りでした。

SwiftTrader を選ぶ場合は、出金申請時に初期資金の +3%以上の利益が必要という条件が追加されます。最低出金額をクリアしていても、この利益率に届かなければ申請できません。

出金の実務は FTMO の出金ガイドFintokei 出金ガイド に詳しくまとめています。円で受け取りたい人には Fintokei が向きます。

4. 口座拡大(スケーリング)

FTMO には Scaling Plan があり、条件達成ごとに口座が 25% ずつ拡大し、最大 $2,000,000 まで育ちます(詳細は FTMO Scaling Plan 徹底解説)。長期でひとつの口座を育てる設計は FTMO の明確な強みです。

5. プラットフォーム

FTMOFintokei
MT4
MT5
cTrader
TradingView記載なし
DXtradeプラットフォーム FAQ に記載がなく要確認

MT4 を使いたいなら FTMO、TradingView を使いたいなら Fintokei です。cTrader はどちらも対応しています。

当サイトは以前、両社とも DXtrade 対応、Fintokei は MT4 対応、cTrader は FTMO のみと記載していました。いずれも各社のプラットフォーム案内と合わないため修正しました。FTMO の DXtrade については単独のランディングページはありますが、公式のプラットフォーム FAQ には記載がないため、Challenge で使えるかは要確認としています。

6. 運営実績と信頼度

  • FTMO:2015年設立、運営11年。業界最大級の累計支払い実績を公開
  • Fintokei:2023年立ち上げ。チェコの運営母体(欧州プロップ業界の経験者)による日本市場特化ブランド

検証期間の長さでは FTMO が一段上です。Fintokei は運営3年程度で、悪材料が出ているわけではないものの、実績の厚みではまだ差があります。評判の詳細は FTMO 評判Fintokei 評判レビュー を参照してください。

それぞれが「負ける」場面も正直に

FTMO が負ける場面:

  • 円建て出金ができない
  • 最低目標 10% スタートで、初心者向けの低難易度プランがない
  • 分配率の上限は 90% 止まり(Fintokei は SwiftTrader 90%、Diamond で 100%)
  • 料金がユーロ建てで、日本のカード決済では為替手数料が乗る

Fintokei が負ける場面:

  • 運営年数が短く、長期の支払い実績データが少ない
  • MT4 が使えない
  • FTMO の Scaling Plan($2M)に相当する長期拡大プログラムの上限が見劣りする(JP ProTrader ページの上限は5,000万円)
  • 参加費の返還について、公式サイト内の記載が3通りに分かれており、現在も利用できるか確認できない

結論

条件面だけを見ると、両社は「同じ土俵の上で、違う性格を持つ」2社です。実績・拡大余地・MT4 対応・試験料の返金がはっきりしている FTMO、目標の低さ・出金の円対応・分配率の上限が高い Fintokei。どちらか一方が全面的に優れているわけではないため、自分のトレードスタイルと出金ニーズから逆算して選んでください。

費用面では、どちらも参加費が戻らない前提で予算を組むのが安全です。FTMO の返金は 2-Step で合格し初回報酬を受け取った場合に限られ、Fintokei の返還は現在も利用できるか確認できません。

仕様は改定されることがあるため、購入前に必ず公式サイトの最新情報を確認しましょう。

おすすめのプロップファーム

本記事で比較した2社の公式サイトはこちらです。

FTMO — 業界最大手の安心感

運営11年(2015年〜)の業界スタンダード。Challenge 通過後に資金口座が付与されるオーソドックスなモデル。 業界最大級の累計支払い実績を公開。

FTMO 公式で見る

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