はじめに
プロップファーム選びで最後に効いてくるのは「報酬を確実に、手間なく受け取れるか」です。
Fintokei(フィントケイ)は日本市場向けに設計されているため、報酬を日本円で日本の銀行口座に受け取れます。海外プロップの多くが Wise や暗号資産経由を前提とするなか、これは実務上の大きな違いです。
本記事では、Fintokei の報酬(利益分配)の仕組みを、分配率・サイクル・受け取り方法・初回出金のタイミングの順に整理します。2026年7月時点の公式情報に基づくため、最新条件は必ず公式サイトで確認してください。
プラン別の報酬分配率
Fintokei では、プロトレーダーが上げた利益の一定割合が「データ提供の対価」という形で支払われます。分配率はプランで異なります。
| プラン | 報酬分配率 |
|---|---|
| ProTrader(チャレンジプラン) | 80% |
| SwiftTrader(速攻プロプラン) | 90%(最上位の Diamond で 100%) |
| StartTrader(入門プラン) | 50〜100%(実績に応じて変動) |
SwiftTrader を「100%」と紹介している情報を見かけますが、プランページの標準表記は 90%で、100%は最上位ランクの Diamond に到達した場合の数値です。当サイトも以前 100%と記載していたため訂正しました。
さらにややこしいのは、ロイヤリティプログラムのブログ記事では、ポイントステージのランクに応じて報酬率が最大100%まで上がると案内されている点です。プランページの数値とロイヤリティ側の案内は前提が違うため、自分の口座に何%が適用されるのかは、購入前にプランページとロイヤリティの条件を両方確認してください。
プランごとの評価条件の違いは Fintokei のプラン比較 にまとめています。
出金の基本条件
公式の案内によると、報酬申請には次の条件があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 出金サイクル | 最初の取引または前回の処理から14日経過(実質隔週) |
| 最低出金額 | 2万円 / 100 USD / 100 EUR / 2,000 CZK |
| ポジション | 申請時に全ポジションをクローズしておく |
| 本人確認 | KYC 完了が前提 |
ポジションを保有したまま申請できない点は見落としやすいので注意してください。申請のタイミングに合わせて、決済を済ませておく運用が必要です。
SwiftTrader にはもう1つ条件があります。報酬を申請するには、その時点で初期資金に対して +3%以上の利益が必要です。最低出金額(2万円など)をクリアしていても、利益率が 3%に届いていなければ申請できません。SwiftTrader を選ぶ場合は、この条件を出金計画の前提にしてください。
受け取り方法
銀行送金(日本円対応)
Fintokei の出金は銀行送金に対応しており、日本円建てで日本の銀行口座に受け取れます。最低出金額は2万円です。送金手数料は Fintokei が負担すると案内されています。
海外プロップでは「USD で送金 → 受け取り側で為替手数料」「地方銀行で海外送金の受け取りを断られる」といったトラブルが定番ですが、円建てで受け取れることでこの種の手間が大幅に減ります。海外在住で日本の銀行口座を維持している方にとっても、扱いやすい設計です。
暗号資産
暗号資産での受け取りにも対応していますが、手数料がかかります。
| 通貨 | 手数料 |
|---|---|
| ETH / USDT | 2.5% + €10 |
| BTC / USDC | 2.5% + €20 |
| その他 | 2.5% |
最低額の2万円ちょうどを暗号資産で出金すると、2.5%と固定額の合計で手取りが目に見えて減ります。また、暗号資産で受け取ると税務上の記録(受取時レートの管理)が複雑になりやすい点も考慮してください。
手数料が無料になるのは銀行送金なので、特別な理由がなければ日本居住者は円建ての銀行送金が第一選択です。
出金までの流れ
- 全ポジションをクローズする
- マイページ(MyFintokei)の利益分配メニューから出金申請
- 受取先情報(銀行口座など)を入力
- 申請内容の確認(通常24時間以内)
- 確認完了から2営業日以内に送金手続き
- 銀行側の処理を経て着金
着金までの実日数は銀行によって異なります。申請から数営業日を見込んでおくと安心です。
初回出金のタイミング
初回の報酬申請は、最初の取引から14日が経過していれば可能です。以降は前回の処理から14日ごとのサイクルになります。
参加費の返還は「現在も使えるか確認できない」状態です
当サイトは以前、ProTrader では初回報酬の際に参加費相当額が返還されると案内していました。今回この点を再確認したところ、Fintokei 自身のページで記載が3通りに分かれていることが分かりました。
| 記載場所 | 内容 |
|---|---|
| 各プランページの注記 | 「初期費用の返還 ※スケーリング道場の適用により」との記載が現在も残っています |
| 公式FAQ(スケーリングとは) | スケーリングは2026年1月21日に完全終了し、Capital Scaling Boost(資金の最大25%増)に置き換わったと記載 |
| ロイヤリティプログラムのブログ記事 | 契約料の返還(プラン価格が初回報酬とともに戻る仕組み)は2026年6月30日までの措置で、以降はランクアップ特典のプラン無償提供に置き換わったと記載 |
プランページの注記は、その根拠として挙げている「スケーリング道場」自体が終了済みと FAQ に書かれており、ロイヤリティの記事も期限切れを示しています。2026年7月31日時点で、参加費の返還が現在も利用できることを確認できる公式ページはありません。
したがって、返還を前提にした予算の組み方はしないでください。参加費は戻らないものとして計算し、返還の可否がどうしても判断材料になる場合は、購入前にサポートへ直接照会することをおすすめします。
SwiftTrader の出金には +3% の条件があります
SwiftTrader は報酬率90%(Diamond で100%)ですが、報酬を申請するには初期資金に対して +3%以上の利益が必要です。最低出金額を超えていても、この利益率に届かなければ申請できません。
加えて SwiftTrader は最長60日という期間の上限があります。細部はプランページと利用規約で確認してください。
出金トラブルを避けるためのチェックリスト
- KYC を早めに完了させておく(出金直前に慌てない)
- 申請前に全ポジションを決済する
- 受取口座の名義が本人確認書類と一致しているか確認する
- 報酬額が最低出金額(2万円)を超えているか確認する
- 申請ごとにスクリーンショットとメールを保存する
万一、支払いが遅延した場合の一般的な対処は プロップファーム 出金できない時の対処法 を参照してください。
税金の扱い
日本居住者が受け取る報酬は、一般に雑所得として確定申告の対象とされます。受け取りが円建てであっても申告義務は変わりません。取引履歴の月次エクスポートと、参加費・関連経費の領収書保管を習慣にしておきましょう。
詳細は プロップファームの利益と税金 を参照してください。
まとめ
- 分配率は ProTrader 80%、SwiftTrader 90%(Diamond で100%)、StartTrader 50〜100%
- 出金は14日サイクル、最低2万円(USD 100 / EUR 100 / CZK 2,000)、全ポジション決済が条件
- SwiftTrader のみ、申請時に初期資金の +3%以上の利益が必要
- 日本円で日本の銀行口座に受け取れるのが最大の実務メリット。銀行送金の手数料は Fintokei 負担で、暗号資産は 2.5%+固定額がかかる
- 参加費の返還については公式内で記載が3通りに分かれており、現在も利用できるとは言えません。戻らない前提で予算を組んでください
出金条件は改定されることがあります。申請前に公式ページと利用規約の最新版を確認する習慣をつけてください。
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