重要な訂正 — The5%ers を本記事から除外しました

本記事は以前、The5%ers を「1日損失制限なし」の本命として比較表の先頭に置いていました。この記載は誤りでしたので取り下げ、比較対象から外しました。

同社の主力である High Stakes には、1日最大損失5%のルールがあります(前日の終値残高か 00:00 UTC+3 時点の残高の高いほうが基準)。当サイトが記載していた「1段階・目標+8%・最大損失4%・1日損失なし」という条件は、現在の公式 High Stakes ページのどれとも一致しません。実際は2段階で、目標は10%(New)/ 8%(Classic)→5%、最大損失は初期残高の10%です。

Bootcamp と Hyper Growth についても、1日損失の有無を現在の公式ページから確認できませんでした。したがって「The5%ers には1日損失なしのプランがある」という当サイトの主張は、根拠を示せません。スイング目的で同社を検討していた方は、The5%ers のルール解説 で現在の条件をご確認ください。

まず結論 — 1日損失制限なしの主要2社

「1日の損失上限(デイリーロス)に縛られず、含み損を持ち越したい」というスイング派・兼業トレーダー向けに、1日損失制限のないプログラムを持つ業者を比較します。本サイトで扱う中から、公式ルール上「1日損失なし」を確認できる2社を一覧にします。

Lux Trading FirmInstant Funding
設立20212021(表記にばらつき)
拠点英国(ロンドン)セントルシア(運営は英国ロンドン)
1日損失制限なし(ルール上の記載なし)なし(Instant 型)
最大ドローダウン6%(過去最高残高基準=トレーリング)10%(静的) ※Instant型
利益分配75%(ページにより80%表記)80%(アドオン等で90%)
試験料£199〜($100K 1-Step)44ドル〜($5,000 One-Phase)
信頼度medium(運営約5年)medium(一般公開から数年)

トレーリング型の最大ドローダウン1本で運用したいなら Lux Trading Firm、初期残高基準の静的ドローダウンが好みなら Instant Funding が候補になります。

なお正直に書いておくと、除外の結果、この条件を満たす業者に運営10年クラスの選択肢は残りませんでした。2社とも運営約5年で信頼度は medium です。1日損失制限の回避を最優先するか、運営実績を優先するかは、トレードオフとして自分で決める必要があります。

1日損失制限と最大ドローダウンの違い

この記事の前提として、2つのルールを正確に区別しておきます。混同すると「制限なし」の意味を取り違えるためです。

1日損失制限(デイリーロス)とは

1営業日内で許容される損失の上限です。たとえば「1日最大損失5%」なら、その日のうちに口座が5%下落した時点で失格になります。日付が変わると基準がリセットされるのが特徴です。

FTMO は Challenge で1日最大損失5%、FundingPips も1日最大損失5%を設定しており、これが業界では多数派です。先物系の TopstepApex Trader Funding もドル建てで1日最大損失を設けています。

最大ドローダウン(全体ドローダウン)とは

口座全体で許容される下落幅です。日をまたいでもリセットされず、累積で判定されます。さらに方式が2つに分かれます。

  • 静的(スタティック):初期残高を基準に固定。Instant Funding の One-Phase は8%(静的)、Two-Phase は10%(静的)です。
  • トレーリング:過去最高残高に追従して上がる。利益が出るほど守るラインも上がります。Lux Trading Firm は「過去最高の実現残高から6%」、先物系の TopstepApex もトレーリング方式です。

重要:「1日損失なし」でも全体ドローダウンは必ずある

1日損失制限がない業者でも、最大ドローダウンは例外なく存在します。つまり「無制限に損を出せる」わけではありません。1日の動きを気にしなくてよい代わりに、口座全体の下落ラインだけは厳守する必要があります。スイングで含み損を持ち越す場合、夜間や週末に最大ドローダウンへ抵触しないかを常に意識してください。

業者別解説

Lux Trading Firm — トレーリング6%の1本勝負

Lux Trading Firm は英国法人 Lux Trading Firm Ltd が運営する業者で、Companies House の登記では2021年1月設立・現在も活動中と確認できます。運営歴は約5年で、10年規模の老舗と比べると実績の蓄積はこれからの段階です。

向く理由は次のとおりです。

  • デイリーロス制限はルール上の記載がなく、最大ドローダウン6%(過去最高残高基準=トレーリング)へ抵触した時点で口座停止という設計
  • 1日単位の損失管理が不要で、トレーリングドローダウン1本に集中できる
  • 全口座サイズが最大 $10,000,000 までスケーリング可能
  • 週末の持ち越しと自作EAの使用が認められている(第三者製EAは禁止)。Evaluation(デモ)合格で試験料を100%返金

注意点として、利益分配は公式ルールページ基準で75%(ページにより80%表記があり、適用率は契約前に要確認)と業界水準より低めです。全トレードでエントリー前のストップロス設定が必須など独自ルールが厳格で、Evaluation には最低29取引日(スイングは15日)の条件があり短期合格はできません。出金は Professional ステージ以降、月1回のみで、資金保留やスプレッドに関する苦情報告もあります。同社は規制対象業務を行っていないと明示しており、信頼度は medium 評価です。

Instant Funding — 静的ドローダウンで1日損失なしの「Instant」型

Instant Funding は英国発(運営法人はセントルシア籍、決済代理は英国法人)のプロップファームです。公式は「Established 2021」と記載する一方、業界メディアの報道とは表記に食い違いがあり、一般公開からの運営実績はまだ数年です。

向く理由は次のとおりです。

  • Instant 型は日次損失上限が「なし」で、最大ドローダウン10%(静的。利益5%到達後は5%に固定)のみで運用できる
  • ドローダウンは初期残高基準の「静的」方式で、トレーリングより損益ラインが読みやすい
  • チャレンジ型(One-Phase / Two-Phase)も期間制限なしで、$625 の小口から始められる
  • チャレンジ口座はオンデマンド出金に対応(最低 $25)。2023年以降の累計支払額 $18,741,928 以上を公式公表

注意点として、チャレンジ型の One-Phase は日次損失3%、Two-Phase は5%が設定されており、1日損失なしは Instant 型に限られます。利益分配の基本は80%で、90%にするには有料アドオンか条件達成が必要です。ニュース取引や週末持ち越しにも有料アドオンが要る場合があります。出金審査の段階で規約違反を指摘されたとの報告が複数あり、Trustpilot にはレビュー収集手法への警告フラグも表示されています。信頼度は medium 評価です。

1日損失制限なしの業者の選び方

1. ドローダウン方式(静的かトレーリングか)で選ぶ

1日損失がない代わりに、最大ドローダウンの方式が運用感覚を左右します。損益ラインを固定して読みやすくしたいなら静的型(Instant Funding の One/Two-Phase など)、利益とともに守るラインが上がるのを許容できるならトレーリング型(Lux Trading Firm など)です。トレーリング型は利益が出るほど守るラインも上がるため、含み益を戻した局面で抵触しやすくなります。

2. プログラム単位で「1日損失なし」を確認する

同じ業者でも、プログラムやプランによって1日損失の有無が変わります。Instant Funding は1日損失なしでも、別プランで1日損失ありの業者もあります。当サイトが The5%ers の条件を取り違えていたのも、まさにこの落とし穴によるものです。契約前に必ず公式ルールページで該当プランを確認してください。

3. 信頼度と運営年数を最優先する

1日損失なしは魅力的でも、出金できなければ意味がありません。本記事の2社はいずれも運営約5年で medium 評価です。運営実績を最優先するなら、1日損失制限を受け入れて FTMO(運営11年)のような老舗を選ぶほうが安全です。条件を優先するなら、2社を小口で試して出金まで確認してから拡大してください。コストを抑えたい場合は クーポン・特典まとめ もあわせて確認してください。

最終的な投資判断はご自身で行ってください。本サイトは投資助言を提供せず、利益を保証するものでもありません。

おすすめのプロップファーム

1日損失なしを満たす業者はいずれも運営年数が浅いため、長期で使う前提なら、1日損失制限を受け入れて実績のある業者を選ぶ判断も十分に合理的です。

The5%ers — 1日損失5%だが少額から試せる老舗

運営10年(2016年〜)の老舗です。High Stakes には1日最大損失5%のルールがありますが、期間制限はなく週末持ち越しも可能で、試験料は $19 から選べます。利益分配は最大100%まで段階的に上がりますが、出金額から一律 3.5%が差し引かれる点は先に確認してください。当サイトの信頼度は2026年8月1日の再評価で「高」から「低」(★4.6→3.3)に変わりました。同社が2026年3月に支払いの遅延を自ら認めたためです。利用する場合は少額にとどめ、早めに着金を確認してください。

The5%ers 公式で見る(クーポンコード「HZZS4」で割引適用)

FTMO — 1日損失ありだが業界最大手の安心感

運営11年(2015年〜)の業界スタンダードです。Challenge は1日最大損失5%・最大損失10%と、ルールは多数派型です。 1日損失制限がある代わりに、業界最長クラスの運営・支払い実績で安心感は随一です。

FTMO 公式で見る

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