まず結論

FTMO と The5%ers は、ともに運営10年超の老舗です。ただし当サイトは2026年8月1日の再評価で、The5%ers の信頼度を「高」から「低」に、★を4.6から3.3に引き下げました。同社が2026年3月に公式Xで支払いの遅延を自ら認めたこと、出金却下・口座停止に関する日付の特定できるフォーラム報告が2025年11月以降に複数あること、ヘルプセンターが全面404になったことが理由です。FTMO の信頼度は「高」(★4.7)のままです。

したがって「どちらを選んでも同じ」ではありません。迷った場合の既定は FTMO です。The5%ers を選ぶ理由は入口価格に絞られます。

また「評価試験を受けるか、即時に始めるか」という分け方も、もう成立しません。The5%ers の Instant Funding は商品ページが404になっており、現在はどちらも評価試験を通る前提の会社です。

重視ポイントおすすめ
出金の確実性FTMO(信頼度「高」。The5%ers は「低」)
出金時の控除をゼロにしたいFTMO(0%。The5%ers は3.5%)
試験料を現金で全額取り戻したいFTMO(2-Step のみ)
条件の記載が一貫しているFTMO
MT4 を使いたいFTMO
入口を安く抑えたいThe5%ers($19 から。ただし下記の注意点を前提に)
利益分配の上限The5%ers(最大100%。控除後は96.5%)
TradingView を使いたいThe5%ers

詳細スペック → FTMO / The5%ers

1. 運営背景 — 年数は互角、現在の信頼度は分かれる

FTMOThe5%ers
設立2015年2016年
拠点チェコ(プラハ)イスラエル
運営年数11年10年
信頼度(本サイト)低(2026年8月1日 再評価)
評点(本サイト)★4.7★3.3(従来は4.6)
支払い遅延の自認なし2026年3月に公式Xで表明
ヘルプセンター公開中help.the5ers.com が全面404
支払い実績業界最大級を継続公開継続公開

両社とも、2023年の MyForexFunds 提訴(2025年に当局側敗訴で棄却)に象徴される業界の混乱期を越えてきました。 当サイトの集計では「運営10年以上」は23社中5社しかなく、この2社はその中核です。

ただし年数の長さと、いま申し込んで問題なく出金できることは別の話です。The5%ers については、Forex Peace Army に出金の却下や口座停止に関する日付の特定できる報告が2025年11月〜2026年7月に複数あります(14,203.70ドル、約22,000ドル、3,099.12ドル、919ドルなど)。これらは第三者フォーラムへの投稿であり、当サイトが各案件の是非を判定したものではありません。ただし同社自身が遅延を認めている以上、当サイトの評価基準が定める信頼度「中」の前提(支払い・規約の透明性に大きな問題が確認されていない)は満たされません。経緯は The5%ers の評判レビュー にまとめています。

2. 評価モデル — 段階数の選択肢が違う

FTMO: 2-Step と 1-Step

  • 2-Step:Challenge(目標+10%)→ Verification(目標+5%)→ 資金口座。1日損失5%、最大損失10%(初期資金基準で固定)、各フェーズ最低4取引日、日数の上限なし
  • 1-Step:目標+10%の1フェーズ。ただし1日損失3%、最大損失は日末更新のトレーリング、Best Day Rule(1日の利益が総利益の50%以内)あり、試験料は返金対象外
  • どちらも「Challenge 30日 / Verification 60日」といった期限はありません

The5%ers: 1段階・2段階・3段階を並行提供

  • Hyper Growth(1段階)
  • High Stakes(2段階)。目標はフェーズ1が10%(New)または8%(Classic)、フェーズ2が5%
  • Bootcamp(3段階)
  • ほかに先物・株式のプログラム

かつて主力だった Instant Funding は、2026年7月31日時点で商品ページ(the5ers.com/instant-funding/)が404を返し、購入できる商品としては公開されていません。当サイトはこれまで The5%ers を「Instant Funding 型の先駆け」として紹介してきましたが、現在の商品構成の説明としては不正確なため改めました。

つまり両社とも評価試験を通る前提です。違いは、段階数の選択肢が The5%ers のほうが広いことです。

3. 利益分配 — 上限は The5%ers、手取りは FTMO

FTMOThe5%ers
初期分配80%(2-Step)/ 90%(1-Step)80%(High Stakes)/ 75%(Hyper Growth)
最大分配90%100%(+高残高帯で月次固定報酬)
上限到達条件Scaling Plan(4ヶ月+利益10%+出金2回)口座残高の段階到達
出金時の控除0%3.5%

ここが比較で最も見落とされる点です。The5%ers は出金額から一律3.5%を差し引きます(Rise・暗号資産・銀行送金いずれも同じで、銀行送金は受取銀行の手数料も別途)。Hub Credits で受け取る場合のみ0%ですが、Hub Credits は現金化できません。FTMO 側の控除は0%です。

手取りで並べると次のようになります(利益 $10,000 の場合)。

分配率分配額控除後の手取り
FTMO(2-Step 初期)80%$8,000$8,000
The5%ers(High Stakes 初期)80%$8,000$7,720
FTMO(Scaling 後)90%$9,000$9,000
The5%ers(上限帯)100%$10,000$9,650

The5%ers の「最大100%」でも、控除後は96.5%です。数字だけ見れば FTMO の上限90%より高くなります。ただしこの差は、長期で高残高帯まで口座を育てて初めて出るものです。現在の The5%ers は出金却下・口座停止の報告が続いている時期にあたるため、資金を長期間口座に置く使い方は、却下された場合の損失が最も大きくなる使い方でもあります。分配率の上限だけを理由に長期スケーリングを選ぶことは、当サイトとしては推奨しません。初期段階の同じ80%では、控除の差でそのまま FTMO のほうが手取りが多くなります。

また、当サイトが以前記載していた「The5%ers は初期50%から」という数値は、現在の公式ページのどこにも見当たらないため撤回しました。

4. 料金と返金

FTMOThe5%ers
価格帯2-Step €89〜€1,080 / 1-Step €79〜€999$19〜$545
表示通貨ユーロ(USD 建ての公表価格はありません)米ドル
返金制度2-Step は合格+初回報酬で全額現金。1-Step は対象外Hub Credits 10%+20%、現金70%
クーポンなし紹介コード「HZZS4」

料金の比較で注意すべき点が2つあります。

1つ目は通貨です。FTMO の料金表はユーロ建てで、USD 建ての公表価格はありません。当サイトも以前「$89〜」と書いていましたが、これは EUR 価格の取り違えでした。日本のカードで払う場合は、EUR 建て決済の為替手数料も乗ります。

2つ目は The5%ers の cTrader 選択時の $10 加算です。$19 のプランなら $29 になります。

返金については、どちらも「落ちたら戻る」制度ではありません。FTMO の 2-Step は合格し、さらに資金口座で利益を出して初回報酬を受け取ったときに全額が戻ります。The5%ers は現金で戻るのが70%までで、残る30%は出金できず3ヶ月で失効する Hub Credits です。「合格すれば実質無料」という説明が近いのは FTMO の 2-Step だけで、それも合格が前提です。

5. プラットフォームとルール

FTMOThe5%ers
MT4×
MT5
cTrader◯(+$10)
TradingView記載なし◯(米国居住者はこれのみ)
DXtradeプラットフォーム FAQ に記載がなく要確認×
1日損失制限5%(2-Step)/ 3%(1-Step)5%(High Stakes)
最大損失10%・初期資金基準で固定(2-Step)10%・初期残高基準で固定(High Stakes)
最低取引日数各フェーズ4日(利益不要)収益日3日(各日+0.5%以上の利益)

以前この表には「The5%ers には1日損失制限なしのプランがある」と記載していましたが、High Stakes には5%の1日損失制限があり、公式に確認できないため削除しました。同様に、The5%ers の MT4 対応と Match-Trader 対応、FTMO の DXtrade 対応も、それぞれの公式 FAQ の記載と合わないため修正しています。

最低取引日数は数字だけ見ると FTMO(4日)が多いですが、FTMO は利益を出す必要がありません。The5%ers の「収益日3日」は各日+0.5%以上の利益が必要なので、実際のハードルは The5%ers のほうが高いです。

6. それぞれが向く人

FTMO が向く人(迷ったらこちら)

  • 出金の確実性を最優先したい
  • 出金時の控除をゼロにしたい
  • 試験料を現金で全額取り戻す可能性を残したい(2-Step)
  • MT4 を使いたい
  • 最低取引日数で利益を求められたくない
  • 公式サイト内で数字が一貫している会社を選びたい
  • 資金を口座に置いて長期でスケーリングしたい

The5%ers が向く人

  • 入口を $19 で抑えたい(最も有効な選択理由です)
  • 段階数を1つ(Hyper Growth)か3つ(Bootcamp)から選びたい
  • TradingView を使いたい
  • 3.5%の控除を許容できる
  • 出金却下の報告が続いている時期であることを理解したうえで、少額で自分の目で検証したい

The5%ers を選ぶ場合は、利益を口座に滞留させず、早い段階で実際の着金を確認してから口座サイズを上げてください。

注意:The5%ers の公式ドキュメントは複数壊れています

購入判断に必要な同社のドキュメントに、2026年8月1日時点で次の問題があります。

内容状況
最大運用額トップページは $4,000,000、High Stakes の商品ページは $500,000 までのスケーリング。8倍の食い違いが未解消
ヘルプセンターhelp.the5ers.com が全面404。CFD の出金処理日数を公式に確認できません
Instant Funding商品ページが404。告知のないまま単独ページが消えています

当サイトは以前、最大運用額として $4,000,000 のみを掲載していましたが、片方を選んで断定するのは適切でないため、両方を提示する形に改めました。長期の口座拡大を選択理由にする場合は、事前にサポートへ照会してください。

FTMO 側は、全口座合計 $400,000 を起点に4ヶ月ごとに25%拡大し、上限 $2,000,000 という記載で一貫しています。出金処理日数も公開されています。

並行運用という第3の選択肢

2社は段階数と価格帯が補完関係にあるため、両方使う選択もあります。 FTMO で 2-Step の規律を、The5%ers で少額の1段階を、と使い分ける形です。ただし The5%ers 側は現在の信頼度が「低」であるため、資金の配分は FTMO に寄せ、The5%ers は小さく持つのが現実的です。詳しくは複数ファーム並行運用ガイド

まとめ

  • 運営年数は互角。ただし信頼度は FTMO が「高」(★4.7)、The5%ers が「低」(★3.3・2026年8月1日 再評価)
  • 迷ったら FTMO。The5%ers 側は同社自身が2026年3月に支払い遅延を認めています
  • 入口の安さ → The5%ers($19)。ただし少額にとどめ、早めに着金を確認してください
  • 手取りの多さと試験料の現金返還 → FTMO(控除0%、2-Step は全額現金)
  • 分配率の上限 → The5%ers(控除後96.5%)。ただし到達には長期の資金滞留が必要です
  • The5%ers に評価試験なしのプランは現在ありません

最終的な投資判断はご自身で行ってください。本サイトは投資助言を提供しません。

おすすめのプロップファーム

FTMO — 迷ったらこちら

運営11年(2015年〜)、信頼度「高」(★4.7)。業界最大級の累計支払い実績を公開。出金時の自社控除は0%です。

FTMO 公式で見る

The5%ers — 入口を安く抑えたい場合に

運営10年(2016年〜)。$19 から始められ、利益分配は最大100%まで段階上昇。一方で当サイトの信頼度は2026年8月1日の再評価で「低」(★3.3)となりました。同社自身が2026年3月に支払い遅延を認めており、出金額から一律3.5%が引かれます。利用する場合は少額にとどめ、早めに着金を確認してください。

The5%ers 公式で見る(紹介コード「HZZS4」の使い方)

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