- 初心者の標準解は FTMO(運営11年・期間制限なし)。日本語重視なら FinTokei
- 少額から試すなら The5%ers(19ドル〜)。ただし信頼度は「低」で、出金額から3.5%が引かれます
- 低コスト派は FundingPips(19ドル〜)か ThinkCapital(セール時35.10ドル〜)
- 初心者の失敗は「ルール違反」「コスト超過」「業者選びミス」の3つに集約される
結論:初心者におすすめの5社
先に結論です。本サイトの評価基準(運営年数・支払い実績・規制対応・契約条件)で、初心者に勧められる5社を整理しました。
| 業者 | 運営開始 | 試験料 | 利益分配 | 初心者向きの理由 |
|---|---|---|---|---|
| FTMO | 2015年 | €89〜(2-Step)/ €79〜(1-Step) | 2-Step 80%(最大90%)/ 1-Step 90% | 業界標準。期間制限なしで急かされない |
| The5%ers | 2016年 | 19ドル〜 | 80〜100%(出金時に3.5%控除) | 運営10年。19ドルから試せるが信頼度は「低」 |
| FinTokei | 2023年 | 89ドル相当〜 | 80%(→90%) | 日本語サポート完全対応 |
| FundingPips | 2022年 | 19ドル〜 | 80〜95% | 業界最安水準の試験料 |
| ThinkCapital | 2024年 | 35.10ドル〜 | 80%(アドオンで90%) | TradingView 対応・低価格 |
料金や条件は変更されることがあるため、最新は必ず各社公式サイトでご確認ください。 FTMO の試験料は EUR 建てで、USD 建ての公表価格がないため、他社のドル表記と単純比較はできません。 それぞれの詳しい「向く理由と注意点」は後述します。
初心者がつまずく3つのポイント
業者紹介の前に、初心者が失敗する典型パターンを押さえておきましょう。これを知っているだけで業者選びの軸が変わります。
1. ルール違反で即退場する
プロップファームの評価試験には、利益目標のほかに最大損失・1日最大損失といった損失ルールがあります。最大損失とは口座残高の許容下落幅(ドローダウン)のことで、1日最大損失は1営業日内で許される損失の上限です。
初心者の脱落理由で最も多いのは、利益目標の未達ではなくこの損失ルールの違反です。 特に1日最大損失(FTMO の場合5%)は、負けを取り返そうとした日に一発で抵触します。
2. 試験料の払い直しでコストが膨らむ
試験は不合格になると、原則として試験料を払い直して再挑戦になります。 業界の合格率は10〜20%程度と推定されており、複数回の挑戦を前提にコストを見積もるべきです。
ここで誤解しやすいのが返金制度です。返金を掲げる業者はありますが、いずれも合格が条件で、不合格の回の試験料は戻りません。FTMO の場合、返金されるのは 2-Step に合格して初回報酬を受け取ったときだけで、1-Step は合格しても返金対象外です。つまり「落ちても返ってくる」制度は存在しません。
だからこそ、初心者は1回あたりの試験料が安い業者を選び、失格のたびに定価がかかる前提で予算を組むのが現実的です。目安として、試験料の2〜3回分を最初から見込んでおくとダメージを抑えられます。
3. 業者選びを誤って出金できない
試験に合格しても、業者の信頼度が低ければペイアウト(利益分配の出金)が滞るリスクがあります。 2023年にカナダ当局が MyForexFunds に業務停止命令を出した事例が代表的です。
運営年数・支払い実績・規制対応の確認方法は、プロップファームの選び方 5つの基準で詳しく解説しています。
おすすめ5社の詳細
1. FTMO — 迷ったらここ。業界標準の安心感
FTMO はチェコ・プラハ拠点で2015年から運営される、業界最古参クラスの事業者です。
初心者に向く理由は次の3点です。
- 運営11年・規制摘発履歴なしで、支払い実績の公開も業界トップクラス
- 1-Step・2-Step とも期間の上限がなく、自分のペースで挑戦できる
- 2-Step の最大損失10%は初期資金基準で固定され、トレーリングしないため管理しやすい
- 2-Step の最低取引日数は各段階4日で、その日に利益を出す必要はない
- 2-Step に合格して初回報酬を受け取れば試験料が全額返金される(不合格時は返金なし。1-Step は合格しても返金対象外)
注意点は、試験料が €89〜€1,080 と他社比較で高めなこと(しかも EUR 建てのため円やドルで見た実費は為替に左右されます)、最大ロット制限など細かいルールが多いこと、そして出金請求が14日周期に固定されることです。 ルールの全体像は FTMO のルール解説を先に読んでおくと安心です。
→ 詳しい始め方は FTMO の始め方ガイドへ。
2. The5%ers — 19ドルから試せるが、信頼度は「低」
The5%ers は2016年から運営10年の老舗です。主力の High Stakes(2段階)は $2,500 口座が19ドルから購入できます。
初心者に向く理由は次の通りです。
- 主力プログラムの目標・損失ルール・価格・最低収益日がすべて数字で公開されている
- 利益分配は80%スタートで、口座の成長に応じて最大100%まで段階上昇する
- 試験料が段階的に返還される(通過時に10%+20%が Hub Credits、初回出金時に70%が現金)
- 累計支払い実績を継続公開している
注意点は3つあります。ひとつめは信頼度です。当サイトは2026年8月1日の再評価で、The5%ers の信頼度を「高」から「低」(★4.6→3.3)に引き下げました。同社が2026年3月に公式Xで支払いの遅延を自ら認め、出金却下・口座停止に関する日付の特定できるフォーラム報告が2025年11月以降に複数あり(第三者の投稿であり、当サイトが是非を判定したものではありません)、ヘルプセンター(help.the5ers.com)が全面404になったためです。初心者が最初の1社として選ぶ場合は、少額にとどめ、利益が出たら早めに出金して実際の着金を確認してください。ふたつめは出金額から一律3.5%が引かれることで、分配率をそのまま手取りとして計算できません(FTMO は0%)。みっつめは、評価の段階数が異なる3プログラムがあるため、事前の条件確認が必須なことです。当サイトは以前この欄で「評価試験なしの Instant Funding」を紹介していましたが、同商品は現在購入できないため訂正しました(経緯は The5%ers の Instant Funding は現在購入できません)。
チェックアウト時は紹介コード「HZZS4」の使い方も参考にしてください。
3. FinTokei — 日本語で完結させたい人へ
FinTokei は、日本のトレーダー向けに最適化された数少ないプロップファームです。運営母体はチェコ拠点とされています。
初心者に向く理由は次の通りです。
- 日本語サイト・日本語サポートに完全対応しており、規約の読み違いリスクが小さい
- 試験料は89ドル相当からと、業界標準の価格帯
- 利益分配は80%で、条件達成により90%へ拡大
注意点は、運営開始が2023年と業界では浅い部類であることです。評価条件・料金の更新頻度も高いため、申し込み前に必ず公式サイトで最新条件を確認してください。
→ 詳しくは FinTokei の始め方ガイドと評判レビューへ。
4. FundingPips — とにかく低コストで試したい人へ
FundingPips は UAE(ドバイ)拠点の2022年創業で、試験料19ドルからという業界最安水準が特徴です。
初心者に向く理由は次の通りです。
- 最小19ドル(約2,800円)から始められ、不合格時のダメージが小さい
- 支払いサイクルが5日と業界最速クラス
- 1-Step / 2-Step / 3-Step の複数評価モデルから選べる
注意点は、運営年数が浅くルール改定が頻繁なこと、利用者数が多くサポート品質に波があるとされることです。 あくまで「仕組みに慣れるための練習台」と位置づけ、大口資金の集中は避けるのが無難です。
→ 詳しくは FundingPips の始め方ガイドへ。
5. ThinkCapital — TradingView で取引したい人へ
ThinkCapital は2024年ローンチの新興ですが、規制ブローカーである ThinkMarkets のバッキングを持つ点が他の新興と一線を画します。
初心者に向く理由は次の通りです。
- 業界でも珍しい TradingView 直接連携に対応。使い慣れたチャートでそのまま取引できる
- 試験料はセール時35.10ドルからと業界最低水準
- 期間制限なし・一貫性ルールなしで、初心者が違反しやすい複雑ルールが少ない(ただしこの2点は FTMO 2-Step も同じなので、選択の決め手にはなりません)
注意点は、2024年開始で長期実績がまだないこと、90%分配にはアドオン購入が必要なこと、月次ペイアウトに3営業日(各0.5%以上の利益)の条件があることです。
→ FTMO との比較は FTMO vs ThinkCapitalへ。
初心者が避けるべき業者の特徴
逆に、次の特徴に当てはまる業者は初心者のうちは避けることをおすすめします。
- 運営2年未満で、支払い実績の公開がない
- 「試験なしで100%分配」など、業界標準から極端に外れた好条件を掲げる
- 利用規約が非公開、またはルール変更の告知プロセスが不明
- 主要国の規制当局から業務停止・摘発を受けた履歴がある
極端な好条件は、別のところでリスクを背負わせている可能性が高いと考えてください。 詳しくはプロップファームの詐欺リスクと見分け方で解説しています。
始め方3ステップ
業者を決めたら、始め方はシンプルです。
- 口座開設と KYC:本人確認(KYC)書類として運転免許証またはパスポートを準備し、本名で登録します。
- 最小口座サイズで試験を購入:最初から大きな口座サイズを選ばず、最小プランで仕組みに慣れます。
- 損失ルール最優先で試験攻略:1トレードのリスクを口座の0.5〜1%に抑え、1日最大損失に近づいたらその日は終了します。
より詳しい手順はプロップファームの始め方(6ステップ完全版)を参照してください。
よくある質問
Q. 初心者はどのプロップファームから始めるべきですか?
A. 迷ったら運営11年の FTMO が標準的な選択肢です。日本語サポート最優先なら FinTokei、低コスト優先なら FundingPips(19ドル〜)が候補です。The5%ers も19ドルからですが、信頼度が「低」のため少額での利用にとどめてください。
Q. 評価試験なしで始められる業者はありますか?
A. かつての代表例だった The5%ers の Instant Funding は、現在は商品ページが404となり購入できません。現在も提供している業者は評価試験なしのプロップファームまとめにまとめています。
Q. 初心者がよくやる失敗は何ですか?
A. 1日最大損失ルールの違反が最多です。次に多いのが試験料の払い直しによるコスト超過で、合格率10〜20%程度という業界推定を前提に予算を組むことが対策になります。
Q. いくらから始められますか?
A. FundingPips の19ドル(約2,800円)が最安水準で、ThinkCapital はセール時35.10ドルから、FTMO は €89(2-Step)/ €79(1-Step)からです。FTMO の試験料は EUR 建てで、USD 建ての公表価格はありません。最新の料金は必ず各社公式サイトでご確認ください。
最後に
初心者の業者選びは「どこが一番稼げるか」ではなく「どこならルール通りに支払われ、失敗しても傷が浅いか」で決めるのがおすすめです。 プロップファームの利用は利益を保証するものではありません。最終的な投資判断はご自身でお願いします。
おすすめのプロップファーム
業界の主力2社を、用途別に紹介します。
The5%ers — 少額から段階的に伸ばしたい派に
運営10年(2016年〜)の老舗です。1段階の Hyper Growth、2段階の High Stakes、3段階の Bootcamp が並行して提供され、試験料は $19 から選べます。利益分配は最大100%まで段階的に上がりますが、出金額から一律 3.5%が差し引かれる点は先に確認してください。当サイトの信頼度は2026年8月1日の再評価で「高」から「低」(★4.6→3.3)に変わりました。同社が2026年3月に支払いの遅延を自ら認めたためです。利用する場合は少額にとどめ、早めに着金を確認してください。
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FTMO — 業界最大手の安心感
運営11年(2015年〜)の業界スタンダードです。Challenge 通過後に資金口座が付与されるオーソドックスなモデルです。 業界最大級の累計支払い実績を公開しています。