結論 — どちらを選ぶべきか
プロップファーム業界の二強といえる FTMO と FundedNext。まずは要点だけを表で確認してみましょう。
| 重視ポイント | おすすめ |
|---|---|
| 長期運営実績・信頼度 | FTMO |
| 試験料の安さ・参入しやすさ | FundedNext |
| 利益分配率の最大値 | 両者ほぼ同等(80〜90%) |
| 支払い実績の透明性 | FTMO(運営年数で有利) |
| 評価モデルの柔軟性 | FundedNext(複数モデルあり) |
迷ったら、まずは FTMO の小口座サイズ($10K〜$25K)で仕組みを理解するのがおすすめです。 理由は、業界最長の運営実績による安全マージンが、初学者にとって最も価値が高いためです。
詳しいスペックは → FTMO の詳細レビュー / FundedNext の詳細レビュー
1. 運営実績の違い
長く続いている事業者は、それだけで一定の信頼の証になります。
| FTMO | FundedNext | |
|---|---|---|
| 設立 | 2015年 | 2022年 |
| 拠点 | チェコ(プラハ) | UAE(ドバイ) |
| 運営年数 | 11年 | 約4年 |
FTMO は業界最長クラスの運営実績を持ち、複数の景気サイクルや業界トラブルを乗り越えてきました。 一方、FundedNext は急成長中ですが、長期的な実績検証はこれから蓄積されるフェーズだといえます。
2. 評価試験の条件
両社とも複数段階の試験を採用していますが、細部の設計はかなり違います。
FTMO の試験設計
- 2段階構成: Challenge(目標+10%)→ Verification(目標+5%)。どちらの段階にも期間の上限はありません
- 1日最大損失は 5%、最大損失は 10%(初期資金基準で固定。トレーリングなし)
- 取引最低日数は各段階4日。その日に利益を出す必要はありません
- 試験料は €89〜€1,080(口座サイズ別、$10K〜$200K の単発口座)。口座サイズは USD 建てですが、料金は EUR 建てで、USD 建ての公表価格はありません
- 試験料の返金は、2-Step に合格して初回報酬を受け取るときのみ。不合格なら返金はなく、1-Step は合格しても返金対象外です
- 1-Step もあります(目標10%、1日最大損失3%、最大損失10%は日終わりにトレーリング、Best Day Rule 50%、分配90%、返金なし)
FundedNext の試験設計
- Evaluation モデル: 2段階(類似する条件)
- Express モデル: 1段階で完結
- Stellar Lite / Stellar 1-Step: 別系統のモデル
- 試験料は $59〜$1,099
- 細目は頻繁に更新されるため、必ず公式の最新条件で確認してください
つまり、柔軟性は FundedNext、シンプルさは FTMO に軍配が上がります。
3. 利益分配
利益分配(プロフィットスプリット、トレーダーが受け取る利益の割合)はどちらも同水準です。
| FTMO | FundedNext | |
|---|---|---|
| 標準利益分配 | 2-Step 80% / 1-Step 90% | 80% |
| 条件達成時の上限 | 最大 90% | 最大 90% |
| 支払いサイクル | 初回は初回取引から14日目、以降14日ごと | 14日 |
数値だけを見れば同等です。FTMO の請求タイミングは14日周期に固定されており、好きなときに請求できるオンデマンド方式ではありません。実態としては「支払いの確実性」が信頼度に直結するため、運営年数の長い FTMO に分があります。なお FTMO は出金手数料を課さない(0%)と公表しており、最低額は銀行振込 $20、暗号資産 $50 です。
4. プラットフォーム
取引プラットフォームの対応範囲は FTMO の方が広いです。
| FTMO | FundedNext | |
|---|---|---|
| MT4 | ✓ | ✓ |
| MT5 | ✓ | ✓ |
| cTrader | ✓ | - |
| Match-Trader | - | (一部プラン) |
普段から cTrader を使っているなら FTMO が無難な選択です。FTMO の公式プラットフォーム FAQ に挙げられているのは MT4・MT5・cTrader の3つです。DXtrade については専用の紹介ページがある一方、この FAQ には記載がないため、Challenge 口座で使えるかどうかは公式サイトで要確認です。
5. リスク・注意点
両社とも完璧ではありません。それぞれの弱点も知っておきましょう。
FTMO の弱点
- 試験料が比較的高め。しかも EUR 建てのため、円やドルで見た実費は為替に左右されます
- 出金請求が14日周期に固定される。週次やオンデマンドを求めるなら他社のほうが柔軟です
- 1-Step を選ぶと Best Day Rule(1日の利益が総利益の50%以内)がかかり、試験料も返金されません。返金制度を使うなら 2-Step 一択です
FundedNext の弱点
- 運営年数の短さ。長期利用での閉鎖リスクが相対的に高い
- ルール改定の頻度が高く、利用中の規約が変わる可能性がある
- 拠点(UAE)の規制動向に左右される可能性
どちらに向くか
最終的にはご自身のスタイルで選ぶことになります。
FTMO が向く人
- 長期で同じファームを使い続けたい
- ルールがシンプルな方が良い
- 試験料の差より、信頼度を優先したい
FundedNext が向く人
- まず試験料を抑えて仕組みを試したい
- 1段階(Express)で素早く資金化したい
- 評価モデルを比較検討したい
注意事項
本記事の数値は2026年5月時点の公開情報に基づきます。 試験条件・料金・利益分配率・利用規約は、予告なく変更される場合があります。 利用判断の前に、必ず各事業者の公式サイトで最新の条件をご確認ください。
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