まず結論
FTMO と Topstep は、どちらも業界最古参のプロップファームです。しかし扱う商品が違うため、選び方の入り口が変わります。
| 重視ポイント | おすすめ |
|---|---|
| FX / 暗号 / 金 を取引したい | FTMO |
| 米国先物(ES, NQ, CL, GC 等)中心 | Topstep |
| 月額サブスクで気軽に再挑戦 | Topstep |
| 一括試験料で長期運用 | FTMO |
| 日本人サポート重視 | FTMO(または FinTokei) |
| 米国市場時間に対応可能 | Topstep |
1. そもそも取り扱う市場が違う
これが最大の違いです。
| FTMO | Topstep | |
|---|---|---|
| FX | ✓ | ✗ |
| 米国先物(CME) | ✗ | ✓ |
| 暗号資産 | ✓(口座種別による) | ✗ |
| 金・銀(XAU/XAG) | ✓ | △(先物経由のみ) |
| 株価指数 CFD | ✓ | △(先物経由のみ) |
つまり、どちらかを選ぶ前に「自分のメイン市場が FX か先物か」を決めるのが先決です。
2. 運営背景
| FTMO | Topstep | |
|---|---|---|
| 設立 | 2015 | 2012 |
| 拠点 | チェコ(プラハ) | 米国(シカゴ) |
| 運営年数 | 11年 | 14年 |
| 対象規制 | EU / 一般 | CFTC(米国) |
両社とも業界最古参で、運営年数では Topstep が3年長いです。 ただし Topstep は CME 系の規制環境に強く依存しているため、市場が変動した場合の影響を受けやすい構造ともいえます。
3. 料金体系の根本的な違い
支払いの仕組みが全く違うため、コスト感覚も別物になります。
FTMO は一括試験料
- €89〜€1,080(2-Step)を一度に支払う。1-Step は €79〜€999
- 料金は EUR 建てです。口座サイズは USD 建てで表示されますが、USD 建ての公表価格はないため、請求額は決済画面で確認してください
- 1-Step・2-Step とも期間の上限はありません
- 試験料の返金は 2-Step のみ、合格して初回報酬を受け取るときだけです。不合格なら返金はなく、1-Step は合格しても返金対象外です
Topstep は月額サブスクリプション
- $49〜$149/月
- 不合格でも翌月に再挑戦できる柔軟性
- 合格まで時間がかかると月額が累積していく
コスト比較例(口座 $50,000相当)
通貨が異なるため単純な足し算での比較はできませんが、増え方の違いは比べられます。
| FTMO(2-Step $50K) | Topstep | |
|---|---|---|
| 初期コスト | €345 | $149(初月) |
| 3ヶ月かけて挑戦 | €345(追加なし) | $447(3×$149) |
| 半年かけて挑戦 | €345(追加なし) | $894 |
FTMO には期間の上限がないため、1回の購入で何ヶ月かけても追加費用はかかりません。ここが月額課金との一番の違いです。
ただし損失ルールに触れて失格した場合、試験料は戻らず、再挑戦にはもう一度全額が必要になります。「時間はいくらでもかけられるが、やり直しには毎回定価がかかる」構造だと理解してください。短期で勝負できるなら Topstep が安く、時間をかけて慎重に進める人は FTMO の方がコストが読みやすいです。
4. 利益分配の違い
利益分配率はどちらも高水準ですが、計算方式が異なります。
FTMO
- 2-Step は標準 80%(Scaling Plan の条件達成で 90% へ拡大)、1-Step は一律 90%
- 最初の請求は初回取引から14日目、以降は14日ごと(オンデマンドではありません)
- 最低額は銀行振込 $20、暗号資産 $50。FTMO 側の出金手数料は0%
Topstep
- 2026年1月12日以降の新規アカウントは最初から 90/10
- それ以前のアカウントは初回累計 $10,000 まで100%、以降 90/10(経過措置)
- 出金は勝ち日条件($150 以上×5日など)の達成ごとに申請(最低 $125)
旧制度のアカウントでは初回の手取りで Topstep が有利でしたが、新規アカウント同士なら FTMO の80〜90%と Topstep の90%で、分配率の差は小さくなっています。
5. プラットフォーム
| FTMO | Topstep | |
|---|---|---|
| MT4 / MT5 | ✓ | ✗ |
| cTrader | ✓ | ✗ |
| NinjaTrader | ✗ | ✓ |
| Tradovate | ✗ | ✓ |
| TradingView 統合 | △ | ✓ |
FTMO の公式プラットフォーム FAQ に挙げられているのは MT4・MT5・cTrader の3つです。DXtrade には専用の紹介ページがある一方、この FAQ には記載がないため、Challenge 口座で使えるかどうかは公式サイトで要確認です。
慣れたプラットフォームがあるなら、それで選ぶのも合理的です。 たとえば MT4/5 ユーザーなら FTMO、NinjaTrader 系ユーザーなら Topstep が自然な選択になります。
6. 取引時間の現実
日本居住者として無視できないのが、取引可能な時間帯です。
FTMO(FX中心)
- 主戦場は欧州時間+ニューヨーク時間(日本時間 16:00〜深夜)
- 仕事帰りでもトレードしやすい
Topstep(米国先物)
- 主戦場は米国市場時間(日本時間 22:30〜翌5:00)
- 深夜中心となるため、体力を要する
- ナイトセッションも一部あるが流動性は低い
日中働く日本人ユーザーには、FTMO の方が時間帯が合わせやすいといえます。
7. それぞれが向く人
FTMO が向く人
- FX / 金 / 暗号 をメインで取引する
- 日本時間 16:00〜深夜にトレードできる
- 試験料を一括で払って、期限に追われずに進めたい
- 2-Step の返金制度を使いたい(合格が条件です)
Topstep が向く人
- 米国先物(ES, NQ, CL など)をすでに取引している
- 米国時間に対応可能(深夜帯)
- サブスクで気軽に試したい
- NinjaTrader / Tradovate に慣れている
8. 両方共通の強み
両社とも業界の信頼度では最上位グループに属します。
- 業界最古参の運営実績
- 規制摘発履歴なし
- 公開された支払い実績
- サポート品質が業界平均より高い
まとめ
「FTMO か Topstep か」ではなく、「FX か先物か」を先に決めましょう。
- FX → FTMO(または FundedNext, FinTokei)
- 先物 → Topstep(または Apex Trader Funding, Earn2Trade)
両方ともプロップ業界では「信頼度高」枠なので、市場・時間帯・コスト構造で選んでください。
おすすめのプロップファーム
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