- 実質コスト = 支払った試験料 −(合格後に返金・還元される額)
- 合格時:FTMO と FundedNext は全額返金、The5%ers は現金70%+ Hub Credits 30%、Fintokei は報酬に還元
- The5%ers はさらに出金額から一律3.5%が引かれます。FTMO の出金控除は0%です
- 資金1ドルあたりのコストは主要業者で0.8〜1.3%の帯に収束
- 不合格時は原則返金なし。予算は試験料2〜3回分で組む
実質コストとは — 払った額から戻る額を引く
本記事が扱うのは「実質コスト」、つまり支払った試験料から合格後に返金・還元される額を差し引いた後の負担です。同じ$100でも、合格時に戻る業者と戻らない業者では最終的な負担がまったく違います。
どの業者が一番安く買えるかという表面価格の比較は最安プロップファーム比較にまとめています。本記事はその続きとして、返金・還元を差し引いた後の負担だけを扱います。
なお本サイトは FTMO・The5%ers・Fintokei のアフィリエイトパートナーです。提携外の業者も同じ基準で掲載します。
主要業者の試験料(口座サイズ別)
2026年7月時点の公式表記に基づく代表的な価格帯です(USD、Fintokei は円)。
| 口座サイズ | FTMO | The5%ers High Stakes | Fintokei | FundedNext Stellar |
|---|---|---|---|---|
| 小口($2.5K〜$10K/100万円) | €89($10K) | $19($2.5K) | 1万円〜(100万円) | $45前後〜($6K) |
| 中口($50K/500万円前後) | ユーロ建てで口座サイズ別 | 口座サイズ別に設定 | プラン・サイズ別 | サイズ別に設定 |
| 大口($100K/1,000万円前後) | ユーロ建てで口座サイズ別 | 口座サイズ別に設定 | プラン・サイズ別 | サイズ別に設定 |
FTMO の価格は EUR 建てのみで、USD 建ての公表価格はありません。2段階は €89〜€1,080、1段階は €79〜€999 の範囲です。The5%ers の High Stakes は New が $19〜$491、Classic が $22〜$545 です。セール・改定で頻繁に変わるため、正確な金額は各社のチェックアウト画面で確認してください。
返金制度の違いが実質コストを決める
FTMO — 初回分配時に全額返金
FTMO は合格後、初回の利益分配と同時に試験料が全額返金されます(2段階のみ)。つまり「合格して1回でも分配を受ければ、試験のコストは実質ゼロ」です。分配は2段階が80%スタートで最大90%、1段階が90%固定。表面価格(€89〜)は高めですが、合格できる人にとっては最も安く済む部類です。さらに FTMO は業者側の出金手数料を課さない(0%)と公表しているため、受け取り時に目減りしません。
The5%ers — 段階式の返還、ただし現金は70%だけ
The5%ers High Stakes の返還は3段階に分かれます。
| タイミング | 返還内容 | 現金化 |
|---|---|---|
| フェーズ1 通過 | 試験料の10%を Hub Credits で付与 | 不可(3か月で失効) |
| フェーズ2 通過 | 試験料の20%を Hub Credits で付与 | 不可(3か月で失効) |
| 初回出金時 | 試験料の70%を口座残高に加算 | 可(ただし3.5%控除の対象) |
現金で戻るのは70%だけで、残る30%は出金できない Hub Credits です。さらに出金時には一律3.5%が差し引かれます。$19 のプランなら、現金で戻るのは約$13(70%から3.5%を引いた額)です。当サイトはこの3.5%をこれまで記載していませんでした。クーポンコード「HZZS4」も併用可能です。
Fintokei — 参加費が報酬に上乗せで還元
Fintokei は合格後、参加費が報酬に上乗せされて戻ってくる還元方式です。円建てで支払い、円建てで戻る点も国内トレーダーには実務的です。クーポンコード「FINTO5KEI」で参加費5%割引が効くため、入口のコストも下げられます。
提携外:FundedNext と FundingPips
FundedNext(2022年設立)も初回ペイアウト時に試験料が返金されます(Stellar Instant を除く)。さらにチャレンジ段階の利益の15%を受け取れる制度がありますが、2026年1月12日以降の購入分は適用条件が厳格化されています。
FundingPips(2022年設立)は$29前後からの表面価格の安さが持ち味です。2026年4月時点の規約では、対象チャレンジで初回ペイアウト時に試験料が返金される方式に変わったと報じられていますが、ペイアウト周期(週次〜月次の選択制)と分配率の改定が続く業者です。最新条件は必ず公式サイトで確認してください。
資金1ドルあたりのコストで見る
試験料÷口座サイズで「資金1ドルを取引する権利にいくら払うか」を試算すると、比較がフェアになります。
| プラン | 試験料 | 口座サイズ | 資金1ドルあたり |
|---|---|---|---|
| The5%ers High Stakes 最小 | $19 | $2,500 | 0.76% |
| FTMO $10K | €89 | $10,000 | 約0.89%相当 |
| Fintokei StartTrader 最小 | 1万円 | 100万円 | 1.00% |
| Fintokei ProTrader 最小 | 12,500円 | 100万円 | 1.25% |
主要業者はおおむね0.8〜1.3%の帯に収まります。この帯から極端に安い業者は、分配条件や出金実績など別の場所にコストが隠れていないかを疑うのが安全です。隠れコストの類型はプロップファームの隠れコストで解説しています。
実質コストのシナリオ試算
合格率を織り込むと、実質コストは次のように整理できます。
- 1回で合格した場合 — FTMO・FundedNext は実質ほぼゼロ(全額返金・出金控除も0%)、The5%ers は現金で戻るのが70%かつそこから3.5%が引かれるため実質3割強の負担、Fintokei は還元後の差額負担
- 2回目で合格した場合 — 返金されるのは合格した回の試験料のみ。1回目の支払いは戻らない
- 合格できなかった場合 — 全業者で全額が費用になる
つまり「返金制度は合格者への割引」であり、合格前の予算計画では返金を当てにしないのが健全です。予算は試験料2〜3回分を目安に組み、リセット費用の扱いはアカウントリセットと返金の仕組みで確認してください。
よくある質問
Q. 実質コストが一番安いのはどこですか?
A. 合格前提なら全額返金のある FTMO・FundedNext が実質ゼロに近く有利です。表面価格そのものの比較は最安プロップファーム比較をご覧ください。
Q. 返金制度とは何ですか?
A. 合格して利益分配を受ける際に試験料が戻る制度です。FTMO は全額、The5%ers は70%、Fintokei は報酬への上乗せ還元です。
Q. 不合格だと費用は戻りますか?
A. 原則戻りません。不合格を織り込んだ予算で計画してください。
Q. 資金1ドルあたりのコストの目安は?
A. 主要業者で0.8〜1.3%です。極端に外れる業者は他の条件を精査してください。
最後に
評価試験の費用は「いくら払うか」より「合格したらいくら戻るか」「落ちたらいくら失うか」のセットで見るのが2026年の正解です。表面価格の安さだけで選ばず、返金制度と自分の合格見込みを掛け合わせて判断してください。プロップファームの利用は利益を保証するものではありません。最終判断はご自身でお願いします。
おすすめのプロップファーム
The5%ers — 表面価格の安さで選ぶなら
$19からの低価格に段階的な返還制度が重なり、小口で試すコストを抑えられます。ただし現金で戻るのは70%のみで、出金額から一律3.5%が引かれる点は計算に入れてください。当サイトの信頼度は2026年8月1日の再評価で「高」から「低」(★4.6→3.3)に変わりました。同社が2026年3月に支払いの遅延を自ら認めたためです。利用する場合は少額にとどめ、早めに着金を確認してください。
→ The5%ers 公式で見る(クーポンコード「HZZS4」で割引適用)
FTMO — 合格すれば実質ゼロ
運営11年(2015年〜)の業界スタンダードです。初回利益分配時に試験料が全額返金されます。